言語：中国語、英語
邵瓊慧弁護士は、國際通商法律事務所（ベーカー&マッケンジー台北事務所）の代表弁護士であり、IPテックグループ・リーダーを務める。豊富な知的財産戦略および権利保護の経験を有し、特に医薬品、ハイテク、ラグジュアリーファッション、エンターテインメント業界に精通している。国際的に高く評価されており、2019年および2025年に「世界の知的財産分野女性トップ250」に選出、2021年には「アジア太平洋地域女性訴訟弁護士トップ100」に選ばれた。また、長年にわたり『Asia Business Law Journal』で「台湾トップ100弁護士」に選出されている。さらに、『Chambers Asia Pacific / Greater China』では知的財産分野の第一選択弁護士として評価され、実務的な姿勢と卓越した戦略立案能力で高い評価を得ている。邵弁護士は、司法院、知的財産局、欧州商会（ECCT）知的財産委員会、米国在台協会（AIT）、テクノロジー法関連学術セミナーなど、複数の機関で知的財産に関する法律相談や講演に招かれている。
主な専門分野
- 知的財産─特許、商標／著作権（申請、保護戦略、ライセンス契約および管理）
- 知的財産訴訟－特許、商標、著作権、営業秘密、不正競争
- イノベーションテクノロジー─医薬品・バイオテクノロジー、デジタルメディア、情報セキュリティおよびプライバシー保護
代表的な顧客および案件
- 知的財産権の申請、審査手続き、行政訴訟に関する包括的な法的助言を提供し、顧客の知的財産権資産の構築と維持を支援。
- 複数の製薬会社とジェネリック医薬品メーカー間の特許侵害紛争を処理し、証拠保全、仮処分、勝訴判決およびその他有利な救済を獲得。
- 国内の著名ハイテク企業の代理人として、元従業員による営業秘密侵害に関する民事・刑事訴訟を担当し、仮処分および勝訴判決を取得。
- 国内の有名チップ設計会社の代理人として、競合他社による設計チップのコンピュータファームウェアプログラム著作権侵害訴訟を提起し、高額の賠償金を獲得。
- 音楽・映像会社など権利者団体の代理人として、侵害サイトに対する訴訟を通じて反海賊行動を実施し、知的財産権保護を達成。
- 有名ブランドおよび多国籍企業の商標申請・保護を担当し、偽造品対策を実施。
- 国境を越えたブランド保護計画を調整・実施し、税関差押え措置やオンライン商標侵害対応を遂行。
受賞歴および評価
- 2013〜2025年 IAM Patent 1000にて「特許分野推薦弁護士（Recommended Individual）」に選出
- 2023〜2025年 Asia Business Law Journalにて「台湾トップ100弁護士（Taiwan Top 100 Lawyer）」に選出
- 2022〜2025年 Chambers Greater China Region Guideにて「首席弁護士（Band 1 Lawyer）」に選出
- 2013〜2021年 Chambers Asia-Pacificにて「首席弁護士（Band 1 Lawyer）」に選出
- 2021〜2025年 The Legal 500 Asia Pacificにて「殿堂入り傑出弁護士（Hall of Fame Individual）」に選出
- 2013〜2020年 The Legal 500 Asia Pacificにて「リーディング弁護士（Leading Individual）」に選出
- 2019年・2025年 Managing IPにて「世界の知的財産分野女性トップ250（Top 250 Women in IP）」に選出
- 2024年 Benchmark Litigationにて「Litigation Star」に選出
- 2021年 Benchmark Litigationにて「アジア太平洋地域女性訴訟弁護士トップ100（Top 100 Women in Litigation）」に選出
- 2015〜2025年 Managing IPにて「知的財産分野の星（IP Star）」に選出
- 2013〜2025年 World Trademark Review 1000にて「Gold」評価を獲得
所属専門機関
- 台湾玉山協会 常務監事／理事
- 中華民国授権与技術管理協会（LESCT）Women in Licensing（WILA）主席
- 全国律師聯合会 知的財産権委員会 主任委員（2021–2022）
- 台北弁護士会 理事長（2018.5〜2020.8）
- 台湾商標協会 理事長（2020–2022）
資格
- 中華民国弁理士（2009年）
- 米国ニューヨーク州弁護士（1996年）
- 中華民国弁護士（台北弁護士会）（1990年）
学歴
- 米国ニューヨーク大学 貿易規制部 法学修士・法学博士（1998年）
- 米国ハーバード大学 法学修士（1993年）
- 国立台湾大学 法学士（1988年）